後輩に教える側に立つ

オープニングのバイトとなりますと、マニュアルはあるものの経験者である先輩スタッフがいないため、自分で作業を模索していくことになります。というのもそれまで培ってきたノウハウや伝統を有さないために、ほとんどの作業をゼロから作り上げなければならないためです。それは大手飲食チェーンであろうと同様で、そういったところでは細かい作業にまでマニュアル化が徹底されてはいるのですが、道具や設備の配置などお店ごとに異なる部分も多くあり、それらをオープニングのスタッフが決定していかなければならないのです。また、作業を覚える上でも先輩がおらず、バイトたちは全員が一斉にスタートラインに立ち、共にスキルを研鑽していくことになるので自分自身を頼りにしなければなりません。わからない、あるいはできない作業があるからといって他の人に任せるというのが基本的にはできないのです。また、マニュアルにない出来事というのは常に起こるものであり、臨機応変な対応が求められることも多くるために、柔軟性も求められます。そのために、一度でも教わった作業内容に関しては速やかに覚えなければならず、オープニングというだけで自然と敷居が高くなってしまうのです。とはいえやりがいもあり、先輩や後輩という間柄がなく、誰もが同列であることから意見が反映されやすいという側面もあるのです。また、新たに採用されたバイトは全員が後輩になり、自分が作業を教える立場になります。人に教えることでやりがいを感じる人もいるでしょう。後輩に教える、後輩の面倒をみる、といった経験は、将来必ず役に立つはずです。指導した経験があることをアピールすると、面接官に好印象を与え採用されるという傾向があるのです。